松並木の下を歩き、相模川を渡り、平塚宿へ - 旧東海道の旅(15)
旧東海道の旅の4日目。
この日は藤沢宿からスタート。大磯宿を目指しました。
藤沢からスタートして、旧東海道は茅ヶ崎市へと入っていきました。
茅ヶ崎市内の旧東海道は、ところどころ松並木が残っていて、歩いていて楽しくなる風景。
そして、旅は平塚市へ。相模川をわたり、道は平塚宿へと続いていきます。
前のエントリー:
見どころたくさん藤沢宿 - 旧東海道の旅(14) - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS
藤沢宿から平塚宿へ
およそ1か月ぶりにやってきました、藤沢宿。
上方見附跡からこの日の旅はスタートです。
祠ときつね
歩き始めて30分ほど、右手に鳥居が現れました。
階段を登ってみます。
小さな祠がありました。
きつね!
茅ヶ崎市へ。松並木がお出迎え
5分ほど歩くと、国道1号線と合流しました。
さらに10分ほど歩くと、松並木が現れました。
ここで藤沢市の旅は終わり。茅ヶ崎市へ。
千手院
茅ヶ崎市へ入って15分ほどのところには、千手院というお寺。
牡丹餅立場跡
藤沢宿と平塚宿の間にあった立場。
立場とは、街道沿いの休憩所のことです。
ここにはぼた餅が有名な茶屋があったので、『牡丹餅立場』と呼ばれていたようです。
松並木の下を歩く
『戸塚宿を過ぎ、道沿いに松が増えてきた - 旧東海道の旅(13)』のエントリーに描いた通り、東京から離れ道沿いの松が増えてきました。
茅ヶ崎の松並木もいいですね~。
良い眺めです。
円蔵寺
松並木を通り過ぎ20分ほどのところにあった円蔵寺。
ここも、千手院と同じく、高野山真言宗ですね。
けっこう大きなお寺でした。
鶴嶺八幡宮の鳥居
千の川という小さな川を渡ったところに、大きな鳥居があります。
碑には鶴嶺八幡宮と書いてあります。
鶴嶺八幡宮は、ここから700m来たに行ったところにある神社です。
なぜ神社から700mも離れたところに鳥居が?と思うところですが、ここが東海道との分岐点として重要な場所だったと考えれば、納得がいきます。
鶴嶺八幡宮への道は松並木になっていました
立ち寄ってみたくなりましたが、あまり時間もないので、今回はパスすることにしました。
信隆寺
鶴嶺八幡宮の鳥居から15分。信隆寺。
日蓮宗のお寺です。
1624年からあるお寺だそうです。
ちょうど東海道が重要な街道として機能し始めたころからこのお寺があるのですね!
相模川を渡る
旧東海道は茅ヶ崎市から平塚市へ入っていきます。
てっきり、相模川が茅ヶ崎市と平塚市の境だと思っていましたが、違うのですね。
相模川の東側も一部、平塚市になっています。
いよいよ相模川を渡ります。
橋の名前は馬入橋。
ちなみに、江戸時代、相模川の下流ではこの川のことを馬入川(ばにゅうがわ)と呼んでいたそうです。
馬入橋は、神奈川の橋100選に入っているそうです。
神奈川県で100の橋って、大きな橋はたいていランクインしていそうですが(^_^;)
馬入橋からの眺め
隣には東海道線の橋
多摩川以来の大きな川です
遠くには丹沢山地。あれは大山ですかね!?
馬入一里塚跡
相模川を渡りきり、5分ほど歩くと、馬入一里塚の跡がありました。
江戸から数えて十五番目の一里塚でした。
3.9km × 15 = 58.5km。
日本橋から60kmほど歩いてきたのですね。
まとめ
藤沢宿から平塚宿まで歩きました。
相模川を渡り、遠くまできたなぁ、という感覚。
でも、まだまだ京都は遠いです。
旅は平塚宿の中へと続いていきます。