鳥がたくさん平塚八幡宮と皿がたくさん(?)お菊塚 - 旧東海道の旅(16)
旧東海道の旅の4日目。
藤沢宿からスタートし、相模川を渡り平塚市の中心へとやってきました。
ここで、平塚宿へ入る前にちょっと寄り道。
平塚八幡宮とお菊塚へ立ち寄りました。
前のエントリー:
松並木の下を歩き、相模川を渡り、平塚宿へ - 旧東海道の旅(15) - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS
平塚宿へ入る前にちょっと寄り道
馬入橋で相模川を渡り、20分ほど歩くと、平塚駅前にやってきました。
ここで旧東海道から逸れ、平塚八幡宮へと向かいました。
平塚八幡宮
旧東海道から離れ、北へ歩いて5分ほど平塚八幡宮へやってきました。
ここは、とても歴史ある神社のようで、創建は4世紀頃だそうです。
鶴のデザイン。昔、鶴峯山八幡宮と呼ばれていたからでしょうか
この神社に入って、すぐ右手に池がありました。
そこには、水鳥たちがたくさん!しばし、東海道のことを忘れ、撮影に夢中になってしまいました。
鳥たちと別れ、八幡宮の奥の方へ歩いていきます。
平塚八幡宮は木々がたくさんあり、ちょっとした林の中にいるよう。
神奈川の美林50選に選ばれているようです。
境内には、鳥たちがいた池とは別の池があり、弁財天の鳥居が池の中にありました。
街中の神社とは思えないほど、自然あふれる場所でした。
公式ブログもあるようです。
なぜか、livedoorブログですが(^_^;)
お菊塚
平塚八幡宮から旧東海道に戻り、250mほど大磯方向へ歩いた後、今度は南へ逸れます。
平塚紅谷郵便局の西側に紅谷町公園という公園があります。
ここにあの"お菊さん"のお墓があります。
「いちま~い、にま~い」のお菊さんです。
これはお墓ではありません(^_^;) 公園の入り口の案内です。
公園の中へ入っていくと、お菊塚の説明書きがありました。
伝承によると、お菊は平塚宿役人真壁源右衛門の娘で、行儀作法見習いのため江戸の旗本青山主膳方へ奉公中、主人が怨むことがあって菊女を斬り殺したという。
一説によると、旗本青山主膳の家来が菊女を見染めたが、菊女がいうことを聞かないので、その家来は憎しみの余り家宝の皿を隠し、主人に菊女が紛失したと告げたので、菊女は手討ちにされてしまったが後日皿は発見されたという。
なるほど、お菊さんの話はこういう話なのですね。(これは一説でしょうが…)
「いちま~い、にま~い」とお菊さんが数えるのは、「なんで皿が足りないのよ、おかしいじゃない、もう一回数えましょ」ということだったのですかね(^_^;)
この説明書きの隣にお菊さんのお墓がありました。
昼間なので何とも思わなかったですが、夜だったらきっと怖いだろうな、と。
平塚の人たちは、ここで肝試しをするのかなぁ(゜_゜)
まとめ
平塚宿へ入っていく前に、平塚八幡宮とお菊塚に立ち寄りました。
旧東海道からは少し離れてしまう場所にありますが、どちらも歴史を感じられるスポットで良かったです。