パリで小休止。パリの街の“アトラクション”を巡る - ヨーロッパ6か国鉄道旅(8)
2006年12月29日、ヨーロッパ鉄道旅の8日目。
この日は、列車の移動は一休み。
前日に到着した、フランスの首都、パリ。
この街をじっくりと堪能しました。
前のエントリー:
フランス・ボルドーを街歩き - ヨーロッパ6か国鉄道旅(7) - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS
ヨーロッパ6か国鉄道旅・8日目
ヨーロッパ6か国鉄道旅、8日目。
この日はパリにとどまり、街をじっくりと散策しました。
9:06 動く歩道@モンパルナス駅
パリ・モンパルナス駅の乗り換え通路。
ここに超高速の動く歩道がありました。
その速さ、時速9km。
数字にしてしまうと大したことないですが、実際に乗ってみるととても速く感じました。
そして、この動く歩道の特徴は、乗る部分と降りる部分。
時速9kmで動いているものに飛び乗ったら、ほぼ間違いなく転んでしまうでしょう。
そのため、この動く歩道は、加速しながら乗ることのできるシステムになっているのです!
手でつかむベルトの部分が伸縮する構造で、徐々に加速するようにできています。
地面にはローラースケートの車輪のようなものが敷き詰められているので、ベルトを手でつかむことで、人は加速していくのです。
そして、十分加速しきったところで、時速9kmで動いている動く歩道に乗るのです。
下りる部分は、この逆。
手で持つベルトが減速していきます。
そして、足元には乗る場所と同様、ローラースケートの車輪みたいなものが敷き詰められているので、ベルトを握っていれば、減速できるようになっています。
この加速と減速の瞬間がたまらなく興奮します(笑)
なんせ、ちゃんとベルトを握っていないと、いきなり時速9kmでローラースケートに乗るようなものですから、大変なことになってしまいますからね(^_^;)
ジェットコースターに乗っているようなスリルを味わうことができましたw
初めてパリに行ったとき、この動く歩道を見つけて、とても衝撃を受けました。
後述する凱旋門からの夜景とともに、この動く歩道が最も印象に残っているパリの"名所"でした。
ちなみに、この時、一緒に行った友人がこの動く歩道を体験して、このアトラクションを『カタパルト』と名付けましたw
まさに、言いえて妙!
その名に恥じない、急発進を味わうことができたアトラクションでしたww
この『カタパルト』ですが、上述のとおり、危険なアトラクションであったため、けが人が続出したもよう…。
残念ながら、このアトラクションはすでに"閉鎖"されてしまったようです(^_^;)
参考:Trottoir roulant rapide - Wikipedia, the free encyclopedia
いやぁ、残念。もう一度、乗ってみたかった…。
9:25 展望台@エッフェル塔
速さの次は、高さのスリルを味わうために(?)エッフェル塔へやってきました。
エレベーターを乗り継いで、一番高い展望台へと向かいます。
その高さは276m。
Wikipediaに、
エッフェル塔は自殺の名所でもあり、毎年多数の人が飛び降りている。現在でも、展望台は簡単な柵あるいは金網が設置されているだけの吹きさらしである。
と、あるように、展望台は吹きさらしで、落ちようと思えば落ちれる構造になっています。
高所恐怖症の方にとってはこの場所は地獄でしかないでしょう。
私は高さにはあまり恐怖を感じない方ですが、エッフェル塔の展望台では十分スリルを味わうことができました(^_^;)
特に、風が強いとね…、怖いよね…。
エッフェル塔の影
下から見上げたエッフェル塔
15:20 観覧車@コンコルド広場
パリの有名な広場であるコンコルド広場。
ルイ16世やマリー・アントワネットへの処刑が行われた場所としても有名ですよね。
この広場に冬季限定で出現する観覧車。
乗ってみました。
ご覧の通り、ガラスなどで個室になっていない、"開放的"な観覧車ですw
日本の観覧車とは違ったスリルの味わえる観覧車でした(^_^;)
18:12 展望台@凱旋門
パリの街の"アトラクション"めぐりの締めは、凱旋門のライトアップショーです♪
シャンゼリゼ方面の眺め。先にはコンコルド広場の観覧車の"輪"が見えます。
新凱旋門方面の眺め
エッフェル塔方面の眺め
キラキラ光るエッフェル塔
凱旋門からの夜景は、何度来てもうっとりしてしまう、美しさです(*^_^*)
関連エントリー:
パリでのおすすめは凱旋門からの夜景! - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS
まとめ
ヨーロッパ6か国鉄道旅の8日目は、一日、パリに滞在。
様々なアトラクションを楽しめました。
冗談っぽく、"アトラクション"と書きましたが、日本人の私にとっては、パリの街はまるでテーマパークのようです。
それは良い意味でも悪い意味でも。
街の至る所が見どころばかりで時間を持て余すことのないと思う一方で、観光地化されすぎていてちょっと落ち着かないかなぁとも思います。