高尾山で誤って“上級者コース”に入ってしまいました…
前回のエントリー『高尾山は想像以上に“観光地”でした』では、高尾山の観光地的な側面を満喫して帰ってきたように書きました。
でも、実は登りはもっと自然を満喫する予定だったのです。
実際、高尾山に登り始めて、しばらくは自然を満喫していました。
ところが、途中から"地図にないルート"に入っていってしまい、気づいたら自然を離れ"観光地"にたどり着いていました。
高尾山頂へは、何個かルートがあります。
このうち、どのルートで登るかは悩みどころ。
今回は、登山未経験者が半数いました。
登山が初めての人でも楽しめるコースをと思い、ルートを選ぼうとしましたが、いかんせん私も高尾山が初めてなので、決めきれないでしました。
見どころがたくさんありそうな1号路か自然たっぷりの6号路か。この2択で悩んでいました。
結局、6号路で登って1号路で下るという、両方楽しむプランにすることにしました。
高尾山山頂へ向けて、6号路を登り始める
京王線の高尾山口駅から出発し、6号路を目指します。
高尾山への入口。ここを進むと1号路。6号路を行く予定の我々は左の方へ
高尾山へのケーブルカー&リフト乗り場。この左にある道を進んでいくと6号路方面へ
しばらく舗装された道を行くと、6号路への入り口がありました。
6号路への入口
6号路は、木々に囲まれ、横を小川が流れるルートです。
ここが東京都八王子市だなんて、思えない雰囲気です。
6号路は自然あふれるルート
びわ滝から"地図にない"コースへ入り込む
6号路のおそらく最大の見どころが『びわ滝』でしょう。
公式サイトで、『6号路(びわ滝コース)』と書かれていることからも、このびわ滝が一番の見どころであることが伺えます。
びわ滝
このびわ滝は6号路から分岐したところにあります。
その分岐点まで戻って登るのが通常のルートです。
しかし、びわ滝の水行道場の右横に山頂方面へ登っていけるコースがあり、メンバーの一人が「こっちからも行けそう」と言うので、その道を行くことにしました。
ちょっと嫌な予感はしましたが、そういう「とりあえず行ってみる」のは嫌いではない(むしろ好き)なので、ついていくことに。
このコース、登山道として整備はされているようですが、やけにしんどい(^_^;)
急な登りのコースに入ってしまいました・・・
標識があったので、登山道として整備はされているようです
よくわからないところに来てしまいましたが、『高尾山頂』と書かれた標識があるので、それに従って進みます。
ここはどこでしょう・・・
また、案内標識を発見。よく見ると・・・
ここへやってきた方向のルートに『この先上級者向け』の表示・・・。どうりでしんどいはずですね・・・
知らない間に、上級者コースに入り込んでいたようで・・・。
岩場のある急なコースで、今回ふつうのスニーカーで登ったのですが、時々すべって、ちょっと怖いなと感じました。
このコースは、注意書きにある通り、上級者向け。
ここを行く場合には、登山靴を履いていたほうが無難でしょう。
無事、1号路に合流
"上級者コース"を歩いているうちに、すっかり6号路からは離れてしまい、気づいたら1号路に合流していました。
6号路&"上級者コース"の自然に囲まれた雰囲気から一転、1号路は舗装された道でいかにも観光地といった雰囲気。
不思議な感覚になりました。
1号路に合流
ここからは、観光地としての高尾山を満喫しました。
関連エントリー:
どこを歩いていた?
高尾山の公式サイトの登山マップを見直しても、今回我々が通ったルートは書かれていないんですよね(;´∀`)
どこを歩いていたのでしょうか・・・。
と思って調べてみると、高尾ビジターセンターのサイトの地図には、今回通ったルートが書かれていました。
この地図の『琵琶滝』から上に延びる黒い線が今回通ったルートのようです。
黒い線の上級者コースを抜けて、黄色の線の2号路に合流。
しばらく2号路を行って、赤い線の1号路に合流したようです。
この上級者コース、個人的には、本格的なコースを楽しめたので、良かったです。
ただ、初心者を連れてくるべきコースでは無かったですね(・_・;)
初心者メンバーも無事に"上級者コース"を通り抜けていて、後で「登山っぽくて楽しかった」と言っていたので、結果的には良かったのですけど。
このコースへは初心者が誤って入り込まないよう、もう少し表示をわかりやすくしてほしいです。
しっかり調べておけよということなのでしょうけど(;・∀・)
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