苗場山への登山ルートは祓川コースで。急登と平原のギャップが凄かった
少し前のエントリー『標高2,100mにある大湿原!苗場山へ山登り』で、苗場山への登山について書きました。
苗場山へ登るコースは、いくつもあります。
その中でも、新潟県側から登る祓川(はらいがわ)コースと長野県側から登る小赤沢コースが、日帰り登山者に人気のコースです。
今回のの苗場山登山は祓川コースを登りました。
この祓川コースは、神楽ヶ峰からの見事な眺望や苗場山頂直前の急登など、多くのハイライトがありました。
苗場山への登山ルート
苗場山へ日帰り登山を行う場合、主なルートは2つです。
祓川コース
新潟県側の和田小屋から登るコース。
車は、和田小屋の手前のかぐらみつまたスキー場第2リフト駐車場に停めることができます。
駐車場から和田小屋まで、歩いて20分ほど。
登山の所要時間は、和田小屋から苗場山山頂までは、3時間半程度。
下りは、3時間程度。
関越道の湯沢ICからかぐらみつまたスキー場第2リフト駐車場まで、車で50分程度というアクセスの良さが魅力です。
小赤沢コース
長野県側の秋山郷にある小赤沢から登るルート。
車は、三合目の駐車場に停められます。
登山の所要時間は、駐車場から苗場山山頂まで3時間半程度。
下りは、3時間程度。
山頂までの単純往復の場合、祓川コースよりも、より長く山頂付近の湿地帯を楽しむことができます。
他にも赤湯コースなどがありますが、日帰りで行く場合には、かなり早い時間に出発する必要があります。
今回の苗場山登山では、その日の夜に東京で予定があり、なるべく早く東京へ帰ってきたいという理由で、祓川コースを選択しました。
かぐらみつまたスキー場第2リフト駐車場
朝7時20分ころ、かぐらみつまたスキー場の第2リフト駐車場に到着しました。
湯沢IC方面からこの駐車場までの道は、国道17号線から別れてからは、狭く、見通しの悪い道なので、車の運転には注意が必要です。
朝だから下りてくる車はいないだろうと思ってましたが、意外と下ってくる車は多かったです。
車の運転に油断は禁物ですね。
この狭くて、見通しの悪い道ですが、紅葉がとてもきれいでした。
時間に余裕があったら、下から歩いて紅葉を楽しむのもいいなと思います。
関連エントリー:
かぐらみつまたスキー場の第2リフト駐車場
この駐車場に着いたのは朝7時半前でしたが、すでにかなりの数の車が。。(みなさん朝早いですね…)
停めやすいところはほぼ埋まっていました。
停めにくい斜めになっている場所であればまだ空いていたので、そこへ駐車。
もし満車の場合、この駐車場から少し下ったところにも、駐車できるスペースがあるので、そこを利用すればよいと思います。
私たちが着いた時も、下ったところの駐車スペースに停めていた車がありました。
(リフト駐車場の停めにくい場所よりもそちらを選んだのでしょうね)
かぐらスキー場の"ゲレンデ"を歩く
駐車場からは、冬にはかぐらスキー場のゲレンデとなる場所を歩きます。
このコースマップの右端『かぐらゴンドラ』のあるあたりを歩くことになります。
20分ほど"ゲレンデ"を歩くと和田小屋に到着。
和田小屋
和田小屋の向かいにあるゴンドラ降り場。来月末には真っ白な世界になるんでしょうね
2014年のかぐらスキー場のオープンは、11月22日(土)だそうです。
もうすぐですね(^_^;)
和田小屋から神楽ヶ峰へ
和田小屋をすぎると、本格的な登山道へと入っていきます。
和田小屋をすぎて数分歩くと、かぐらスキー場のゲレンデとはお別れ。右手にある小道へと入っていきます
和田小屋をすぎて入った登山道はかなりの急な登り。
なんだか最近、急な登りばかり攻めてるような。。。
関連エントリー:
急登(゚д゚)!
木々の隙間から見えた雲海がきれいでした!
中の芝
和田小屋から1時間15分ほどで『中の芝』という場所に到着。
これまでの木々の中の道から、ここで一気に視界が開けます。
中の芝からの風景。きれい!
数分の休憩後、再出発。
中の芝からは、視界が開けた場所を歩きます。気持ちいい(*^-^*)
湖(ダム湖?)の水色がきれいです♪
和田小屋から1時間50分ほど。9時34分に神楽ヶ峰(標高2,029m)の頂上に到着!
神楽ヶ峰の頂上
神楽ヶ峰からの眺め
神楽ヶ峰から苗場山
神楽ヶ峰のトップをすぎてしばらく行くと、いよいよ苗場山が視界に入ります。
苗場山!
ここで、一旦100mほど下ります。
100mほど下ります。この下りがせつない。。けど眺めは抜群です
きれいな稜線!
100m下りてきました。苗場山への最後の登りへと入っていきます
苗場山への最後の登りはかなりの急登!
苗場山への最後の登り。
これが、かなりしんどい(>_<)
下った後の登りということで、脚にダメージがあるせいかもしれません。
雲尾坂とはオシャレな名前。でもその中身は恐ろしい登り
角度が急で、かつつづら折りの道。
壁のような場所を登っていきます。
(登山道自体は、特別な登山スキルは必要ありません。しんどいだけです。。)
急登の途中、下を見ると壁のような場所を登ってきたことがよくわかりますw
最後の坂を息も絶え絶えで登ってきました。
お年を召した方もたくさんいましたが、かなり辛そうでした。
そして、急登を登り終えると、、、
平らな湿原!
関連エントリー:
急登と平原。このギャップがたまらないルートでした。
行程表
行程 |
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7:20 車でのかぐらみつまたスキー場第2リフト駐車場に到着 7:25 駐車場出発 苗場山頂ヒュッテ前で早めの昼食 10:56 苗場山頂の湿地帯を散策 |
下りがしんどかったです(-_-;)
山頂へ向かう途中に下りが入るコースはきついですね…。
かなり体力が削られてしまっていたようです。。