デンマークの古都ロスキレを街歩き。
この街歩きの一番のお目当ては世界遺産にも登録されているロスキレ大聖堂。
今から700年以上も前に建てられたレンガ造りの大聖堂です。
大聖堂にある高さ75mにも及ぶレンガ造りの塔は迫力満点でした。
また、大聖堂内部には、歴代のデンマーク王族の眠る棺が多数安置されていて、独特の雰囲気を味わうことができました。
デンマーク・ロスキレでは、バイキング船の航海体験を満喫しました。
しかし、ロスキレの見どころは他にもあります。
例えば、ロスキレ大聖堂。
というより、ロスキレに来る観光客の多くは、このロスキレ大聖堂が一番のお目当てではないでしょうか(^_^;)
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ロスキレ大聖堂
ロスキレ大聖堂(デンマーク語: Roskilde Domkirke)は、デンマークのシェラン島、コペンハーゲン近郊ロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂である。北ヨーロッパの「煉瓦ゴシック様式」の典型である。
ロスキレ大聖堂は12世紀から13世紀の建築でロマネスク様式とゴシック様式の折衷で、シェラン島に現存する唯一の大聖堂である。
歴史ある大聖堂です。
外観の大きな特徴としては、レンガ造りであることが挙げられます。
北欧では石材が十分に手に入らなかったことから、レンガ造りの教会が多かったようです。
そのレンガ造りの教会を代表するのが、このロスキレ大聖堂です。
ロスキレ大聖堂の公式サイト
開館日・開館時間
4月~9月:毎週月曜~土曜の9:00~16:00と毎週日曜の12:30~16:00
10月~3月:毎週火曜~土曜の10:00~16:00と毎週日曜の12:30~16:00
2014年10月現在の情報です。最新情報・不定期休館日などは、公式サイト(visit.roskildedomkirke.dk: Opening Hour)で確認できます。
何度見ても素晴らしい大聖堂の外観
ロスキレの街に着いて、はじめに大聖堂を見たのは、バイキング船博物館へ歩いて向かう途中でした。
博物館へ早く行って、バイキング船ツアーのチケットを確保するために急いでいたのですが、ロスキレ大聖堂の威容に魅かれて、ついつい大聖堂のそばまで来てしまいました。
レンガ造りの大きな建物。
圧巻の一言です。
じっくり見ていたかったですが、バイキング船博物館へ行かなければならないので、とりあえず大聖堂を後にします。
そして、バイキング航海体験を楽しんだ後、再び大聖堂に戻ってきました。
遠くから眺めても絵になります
先ほどよりも空が青く、茶色のレンガ造りの建物がより映えています
75mのレンガ造りの塔。迫力あります!
何度見ても素晴らしい外観です。
大聖堂の内部へ入るつもりでしたが、残念がらこの日はすでに閉館していました。
というわけで、翌日にもう一度大聖堂へやってきて内部を見学することにしました。
大聖堂内部には歴代のデンマーク王族の棺
2日間で3度目のロスキレ大聖堂。
今度は、中へ入りました。
大聖堂の内部。
白を基調とした内装は、今まで訪れたことのある聖堂とはちょっと違った雰囲気。
このロスキレ大聖堂ですが、外から観ると、メインの建物の側面に継ぎ足されたような形で小部屋がたくさんあることがわかります。
ロスキレ大聖堂の側面
これらの小部屋は礼拝堂。
この礼拝堂には、歴代のデンマークの王族が眠っているそうです。
まるで、棺の博物館(^_^;)
それぞれの棺の装飾が美しいなので、不気味さは感じませんでしたが、今までに味わったことのない不思議な感覚になりました。
また、礼拝堂はいくつもあるのですが、それぞれの礼拝堂の内装が異なっている点が興味深かったです。
ロスキレ大聖堂は、外観が素晴らしく見ていて飽きませんでしたが、内部もかなりユニークで見ごたえのある建物でした。