“世界で最も住みやすい都市”ドイツ・ミュンスターに3か月滞在
前のエントリーで書いた通り、私は2006年から2007年にかけての冬、ドイツへ3か月の短期留学へ行っていました。
この3か月の間、住んでいたのが、ドイツ北西部にあるミュンスターという街。
緑が多く、住んでいてとても快適な街だなと感じました。
このミュンスターという街ですが、2004年に『世界で最も住みやすい都市』に選ばれたそうです。
でもこのことを知ったのは、このエントリーを書いている今(^_^;)
滞在してから8年経って知りました…
そりゃ、快適だと感じたはずですよね(笑)
大学都市、ミュンスター
ミュンスター(Münster)はドイツ連邦共和国の都市。ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する。三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約の締結地として知られる。人口は27万人弱。
ヴェストファーレン地方における中心都市。街をドルトムント・エムス運河が通過する。大学都市でもあり、ミュンスター大学は約3万9千人ほどの学生数を誇る。
ミュンスターは、人口の約15%を学生が占める街です。
また、歴史的にはヴェストファーレン条約 (ウェストファリア条約)*1が締結された場所で有名です。
大学の本部がお城!
ミュンスターが大学の街であることを象徴するかのように、ミュンスター大学の本部の建物がやたら豪華です。。
なんと、もともとお城として使われていた建物!
ミュンスター大学の本部の建物。もともとは"お城"だったそうです
大学本部の前には庭園が広がっています(^_^;)
ミュンスターは緑豊かな街
ミュンスターはとても緑が豊かな街でした。
冒頭にも書きましたが、2004年に世界でもっとも住みやすい街に選ばれたそうです。
ヨーロッパ気候保護都市として二度表彰され、また世界でもっとも住みやすい町賞(2004年度国連LivCom賞)を受けるなど、国内外でよく話題に上ります。
緑が多くて住みやすいなと感じていましたが、世界一に選ばれているとは知りませんでした(^_^;)
ミュンスターの街の風景
ミュンスターは、街の風景もなかなか素晴らしいです。
歴史を感じる街並みで、歩いていてテンションが上がってくる街でした。
ミュンスターの街の中心部
ここが『ヴェストファーレン条約』が締結されたという市庁舎です
ミュンスターの目抜き通り
大聖堂
ミュンスターの街の模型
ミュンスターの街の中心部は小さいです。
中心部は30分もあれば見て回れるほど。
街の大部分が、住宅地と大学と緑地です。
ドイツは見どころの多い国なので、観光客がミュンスターに行く機会はまず無いかなと思います。
『地球の歩き方』でもミュンスターのページはわずか1ページでした(^_^;)
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ヨーロッパには、特筆すべき見どころは無いけど、「なんかこの風景いいな」と思える小さな町、小さな村が多くありますよね。
ガイドブックに縛られない旅もいいなと思います。
*1:ヨーロッパにおける30年間の宗教戦争の終わりを告げた条約