自力旅 旅のお供はカメラとGPS

ランニング、登山、自転車、街歩きなど、「自力」で楽しむアクティブな旅。国内&海外の「自力旅」を写真とGPSで記録していきます。

平塚宿からおおいそぎで大磯宿へ - 旧東海道の旅(18)

タイトルでくだらんダジャレをかましてしまいましたが、旧東海道の旅は大磯宿へ向かっています。

平塚宿のあたりで日没。
本当に大急ぎで大磯宿へ向かいました(^_^;)
とはいえ、美しい景色に出会って、なかなか前へ進まなかったのですが。。

 

前のエントリー:

平塚宿のシンボルはお椀を伏せたような形の高麗山! - 旧東海道の旅(17) - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS

 

平塚宿から大磯宿へ

日は暮れかけていますが、大磯宿を目指して歩きます。

 

16:29 大磯町へ

平塚市から大磯町へ。

歩いた日は10月の下旬でしたが、16時半でもう日没です。
いそがなくちゃ(;´∀`)

 

16:33 金目川を渡る

急いでいるのに足を止めてしまう、そんな美しい景色。
高麗山、いいです!!

 

 16:39 善福寺

浄土真宗のお寺です。

親鸞聖人が度々相模国・国府津を訪れ、近隣の人々に念仏を勧められていたといわれています。その聖人が国府津に留杖の折り、教化を受けた平塚入道によって開基されたお寺です。

出典:善福寺/大磯町ホームページ

親鸞聖人の像です。

 

このお寺の中に、遺跡がありました。

境内に岩山がありますが、そこにある横穴式古墳は縄文時代の遺跡で、現在8個残っています。 楊谷寺横穴墓と同じ7世紀後半から8世紀始め頃に造られたものだと推定されています。

出典:善福寺/大磯町ホームページ

ん?7世紀が縄文時代??
そのあたりはよくわかりませんが、貴重な遺跡だということには変わりないでしょうね。

 

16:46 高来(たかく)神社

徳川家康の神影である東照宮が併せ祀られ、諸大名は参勤交代の折に馬を下りて参詣した神社です。

出典:高来神社(高麗神社) ・ 高麗山/大磯町ホームページ

由緒ある神社です。
神武天皇のときに創建されたという説もあります。

 

16:59 化粧(けわい)坂へ

高来神社から国道1号線に戻り200mほど歩くと、交差点に差し掛かります。
ここから旧東海道は脇道へ入り、「化粧坂」へと入っていきます。

松並木が続く素敵な坂です。

 

17:01 化粧井戸

化粧坂に入ってすぐのところにある化粧井戸。

「化粧」については、高来神社との関係も考えられるが、伝説によると鎌倉時代の大磯の中心は化粧坂付近にあった。
当時の大磯の代表的女性「虎御前」もこの近くに住み朝な夕なこの井戸水を汲んで化粧をしていたのでこの名がついたといわれている。

「代表的女性」って言う言葉が気になりますw

と思って調べてみました。

虎御前(とらごぜん、安元元年(1175年) - ?)は、鎌倉時代初期の遊女。曾我祐成の妾。お虎さん、虎女(とらじょ)とも呼ばれる。富士の巻狩りの際に起こった曾我兄弟の仇討ちを描いた『曽我物語』で、この物語を色づけ深みを持たせる役割をしている。『吾妻鏡』にも出てくることから実在した女性とされる。

出典:虎御前 - Wikipedia

なるほど、遊女ですか(^_^;)

 

17:04 化粧坂一里塚

日本橋から数えて16番目の一里塚です。

ここは、一里塚が残っているようですね。
こんもりとしています。

 

17:09 東海道線をくぐる

案内板が無かったので少し不安になりましたが、この地下道をくぐるのが旧東海道のルートです。
地下道が旧東海道の位置に造られていることにちょっと感動。迂回しなくてすみますからね!

 

17:13 まだ続く松並木

東海道線をくぐったさきにも、松並木が続いていました。
この道は、国道1号線から外れていることもあり、道幅もほどよい広さで、車もあまり通らないので、当時の雰囲気を味わうには良い道だと思います。

 

17:14 江戸見附跡

ここから大磯宿です。

 

17:14 夕闇と松

絵になる風景。

 

17:21 大磯駅入口交差点

国道1号線に合流し、200mほど歩くと、大磯駅入口交差点。
ここをこの日のゴールとしました。

おつかれさまでした(^-^;

 

GPSの記録(旧東海道の旅 4日目)

GPSの記録によると、この日は19.4 kmほど歩きました(^^)v
さすがに、20km近く歩くと疲れますね。。

 

まとめ

平塚宿から大磯宿まで。
高麗山や松並木の風景が素晴らしい区間でした。
もしもう一度歩くことがあったら、次は明るいときに歩きたいです(^_^;)

この日の旅は大磯宿までで終わりでしたが、1週間後くらいにまた大磯へやって来て続きを歩きました。
次は小田原宿を目指しました。