週末のヒューストンを街歩き。”人のいない大都会”をゆく
ペルーへの旅の途中、乗り継ぎのためアメリカ・テキサス州ヒューストンに降り立ちました。
乗り継ぎの時間が8時間もあったため、バスでヒューストンの中心部へ。
ヒューストンの中心部は、高いビルが立ち並ぶ大都会。
ところが、週末のヒューストンの市街地にはほとんど人がいませんでした。
「人のいない大都会」という不気味な雰囲気の中、街歩きした様子を記していきます。
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ペルーへの旅。ペルーまでは、ユナイテッド航空を利用しました。
往路の旅程は、羽田→ロサンゼルス→ヒューストン→リマ(羽田→ロサンゼルスはANA便)。
所要時間が乗り継ぎを含めて約36時間、機内で2連泊という恐ろしいルートでしたが、最安だったのでこのチケットを購入しました。
ヒューストンで乗り継ぎの時間が8時間ほどあったので、街の中心部に出てみることにしました。
ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港に到着
アメリカ第4の都市・ヒューストン
ヒューストン(Houston)は、アメリカ合衆国テキサス州南東部に位置する都市。2,099,451人(2010年国勢調査)の人口を抱えるテキサス州最大、全米第4の都市である。ハリス郡を中心に9郡にまたがるヒューストン都市圏の人口は5,920,416人(2010年国勢調査)にのぼる。市域面積は1,500km²におよび、市郡一体の自治体を除くとオクラホマシティに次ぐ全米第2の広さである。
ヒューストンは人口200万人の大都市。
街の中心部に行けば、何か楽しめるスポットがあるだろうと思い、特に調べずに中心部へ向かいました。
ヒューストン
空港からヒューストンの市街地へのアクセス
公共交通機関では、路線バスがあります。
ヒューストン・インターコンチネンタル空港とヒューストンの中心部を結ぶ路線バスの番号は102です。
路線バスの時刻表:http://www.ridemetro.org/schedulesmaps/Pdfs/102-iah.pdf
空港から街の中心部まではおよそ1時間。
料金は片道1.25ドル。
情報は2014年8月現在のものです。
バスに乗車。車内の表示は英語に加えて、スペイン語も。テキサス州の住民の3割がスペイン語を母国語として話すそうです
Downtownを目指しバスは走ります
市街地に到着
ヒューストン市街地を街歩き。人がいない・・・
空港からバスに揺られ1時間。
終点の La Branch & Gray というバス停(La Branch通りとGray通りの交差点)で下車。
早速、街歩きを開始します。
ヒューストンの街でトラムを発見。車社会のアメリカなので意外でした。
高層ビル群の中に入ってきましたが、街の様子が変です。
とにかく人がいないのです。
店も閉まっている店舗ばかり。
立ち並ぶ高層ビル。しかし、人がいません
ビル群の中の公園。ここにも人がいません
この日は土曜日。
オフィス街に人が少ないことは容易に想像できますが、それにしても人が少なすぎます。
どうやら、ヒューストンという街は居住地とオフィス街が完全に分離されているようです。
そして、住人がいないので、休日は店もクローズ。
店がやっていないから人が居住地からやってくることもない、ということなのでしょう。
また、住民の居住地からオフィス街への移動手段は、ほぼ自家用車のようです。平日は毎日、車で通勤しているのでしょう。
なぜそう思ったかと言いますと、オフィス街にはやたら駐車場が多かったのです。
”駐車場専用ビル”もたくさんありました。
ヒューストンの街のあちらこちらに駐車場。この日は車がほとんどありませんでした
誰もいない大都会。
何だかとっても不気味な雰囲気でした。
クローズしている店ばかりなので何もすることが無く、結局1時間弱歩いただけですぐに空港に戻ってきました。
何もできなかったのですが、「車社会アメリカ」を垣間見れたようで、いい経験にはなりました。
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GPSの記録: 距離 2.0km、時間 0:51
平日はどれほど活気のある街なんだろう、そんな疑問とともにペルー・リマ行きの飛行機に乗り込みヒューストンを後にしました。