丘の上のインカ遺跡から眺める夕暮れ時のクスコの街並み
ペルー・クスコ滞在2日目の午後は、インカの遺跡を巡る半日ツアーに参加。
数々の遺跡を巡り、ツアーの最後に訪れたのはケンコーという遺跡。
この遺跡から見た夕暮れのクスコの街はとても印象的でした。
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クスコ滞在2日目の午後は、翌日からのマチュピチュ観光に備えて体力を温存したかったので、バスで巡る半日ツアーに参加することにしました。
参加したツアーは、バスでクスコ周辺のインカの遺跡を巡るもの。
コリカンチャ、サクサイワマン、タンボマチャイ、ケンコーといったインカの遺跡をまわってきました。
コリカンチャ
クスコの市街地にある太陽の神殿『コリカンチャ』。
現在は、インカ時代の神殿の土台の石組みはそのまま利用したサントドミンゴ教会が建っています。
サクサイワマン
クスコの北にある丘の上にある巨大遺跡『サクサイワマン』。
何のための施設だったかはいまだわかっておらず、城塞や宗教施設などの説があります。
大規模かつ緻密な石組みには、見ていて圧倒されました。
タンボマチャイ
インカ時代の沐浴場『タンボマチャイ』。
きれいな石組みから湧き出る水は、雨季でも乾季でも水量が変わらないそうです。
そして、この水がどこから来ているかは、現在でも謎のまま。
サイフォンの原理を利用して、川から引いてきているという説が有力です。もしそうだとすると、インカの文明はの技術はほんとにすばらしいですね!
ケンコー
半日ツアーの最後は、巨大な石灰岩を削って造られた遺跡『ケンコー』。
サクサイワマンが削り出した石を「積み上げて」できた遺跡であるのに対し、こちらケンコーは「削り取って」できた遺跡。
インカの技術は、精度も応用力も高かったのですね。
ケンコーを訪れたのがちょうど日没の時間。
ここから、夕暮れ時のクスコの市街地が一望できました。
茶色い屋根の街並みと夕日の組み合わせ、素晴らしい眺めでした。