ベルリンの見所を13時間で観光。ポツダムへも足を延ばしました
2006年12月3日。
この日はドイツの首都ベルリンへ。
ベルリンの滞在時間は、朝7時半から夜8時半までの13時間。
この13時間でできるだけ多くの見どころを巡ってみました。
7:51 6月17日通り
ベルリン中心部の幹線道路、6月17日通り。
見通しの良い大通りをブランデンブルク門まで歩きました。
6月17日通り(6がつ17にちどおり、独: Straße des 17. Juni、ドイツ語発音: [ˈʃtʁaːsə dɛs ˈziːpˌtseːntən ˈjuːniː])は、ドイツのベルリン中心部を東西幹線道路の区間名称である。区間はウンター・デン・リンデン東端となるブランデンブルク門からティーアガルテンを抜け、シャルロッテンブルク地区のエルンスト=ロイター広場までである。 ほぼ中間点に当たるグローサー・シュテルン(ドイツ語版)(「大きな星」の意)中央には戦勝記念塔が建ち、また塔とブランデンブルク門間の沿道には1945年に建てられたソビエト戦争記念碑がある。
日曜の朝の6月17日通りは、まだ車がほとんど走っていません
戦勝記念塔
ブランデンブルク門が近づいてきました
戦車!?
8:50 ブランデンブルク門
6月17日通りを1時間ほど歩いて、ブランデンブルク門に到着しました。
ブランデンブルク門(独: Brandenburger Tor)はドイツ・ベルリンのシンボルとされている門である。
東西ドイツ統一のシンボル、ブランデンブルク門。
今年(2014年)でベルリンの壁が崩壊してから四半世紀が経ちましたね。
このベルリンの街が二分されていたなんて、今となっては想像するのがなかなか難しいです。
9:01、国会議事堂
ドイツの国会議事堂です。
屋上にガラスドームがあり、見学することができます。
国会議事堂(こっかいぎじどう、De-Reichstagsgebäude.ogg Reichstagsgebäude)は、ドイツの首都ベルリン・ミッテ区にある議事堂。1894年から帝政ドイツ、ヴァイマル共和国を通じて下院の議事堂として機能したが、1933年に不審火によって炎上した。1999年に修復され、現在はドイツ連邦議会の議場が置かれている。
ガラスドーム
このガラスドームは、イギリスのノーマン・フォスターという建築家による作品だそうです。
近未来的なデザインですね。
10:30 ペルガモン博物館
ベルリンには、博物館や美術館が多く存在しています。
その代表的なものが、このペルガモン博物館です。
ペルガモン博物館 (Pergamonmuseum) は、ドイツのベルリンにある博物館の1つである。博物館島にあり、館名の由来にもなっている「ペルガモンの大祭壇」を始めとするギリシャ、ローマ、中近東のヘレニズム美術品、イスラム美術品などを展示する。
ベルリン市内を流れるシュプレー川の中州に世界遺産に登録されている『博物館島』があるのですが、この博物館島のメインがペルガモン博物館です。
ペルガモンの大祭壇
紀元前2世紀のペルガモン(今のトルコにあったそうです)に建造されていた大祭壇を博物館内に再構築するというスケールの大きさ!!
大迫力の博物館でした。
公式サイト:Home - Staatliche Museen zu Berlin
12:21 ベルリン大聖堂
屋根のドームが印象的なベルリン大聖堂です。
美しい建物ですね。
ベルリン大聖堂 (ベルリンだいせいどう、ドイツ語: Berliner Dom)は、ベルリンのミッテ区にあるホーエンツォレルン王家の記念教会で、ベルリン=ブランデンブルク=シュレージシェ・オーバーラウジッツ福音主義教会に属し、ルター派の礼拝をおこなっている大聖堂である。ひときわ目を引くドームが印象的な建物である。
天井のドームは中から見てもきれいでした。
13:37 カイザー・ヴィルヘルム記念教会
広島の原爆ドームのように、第二次世界大戦で破壊されたまま保存されている教会です。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会 (Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche) はドイツ、ベルリンにあるプロテスタントの教会。ヴィルヘルム皇帝記念教会とも訳される。この教会はベルリン=ブランデンブルク=シュレージシェ・オーバーラウジッツ福音主義教会に属しており、ルター派の礼拝を行っている。
一部修復されているものの、ほぼ大空襲で破壊されたままの姿を残しています
この教会の隣に、新しい教会が建てられています。
青いステンドグラスがとっても美しいモダニズム建築の教会
戦争を生々しく伝えるものに触れると、色々と考えさせられます。
公式サイト:Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche Berlin, Information for Visitors
15:55 ポツダム・サンスーシ宮殿
ベルリン滞在は13時間しかないのに、ベルリン郊外までお出かけ。
ベルリンから電車で約30分、ポツダムまでやってきました。
ポツダム中央駅から路面電車でやってきたのはサンスーシ宮殿。
黄色く塗られた壁が特徴のかわいらしい宮殿です。
サンスーシ宮殿(サンスーシきゅうでん、独: Schloss Sanssouci)は、ドイツ北東部の首都ベルリン南西約30km、ブランデンブルク州の州都ポツダム市街の西に広がるサンスーシ公園北東部に建つロココ建築の宮殿。「サンスーシ(Sans Souci)」とは、もともとフランス語で「憂いなし」を意味し、日本や中国では漢訳して無憂宮とも呼ぶ。1990年に、宮殿の建物および庭園は「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の1つとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
宮殿の前には6段にも及ぶテラスがあり、少し離れてみると壮大な光景を楽しめます。
16:23 ポツダム・新宮殿
サンスーシ宮殿から広い広いサンスーシ公園内を歩いて、新宮殿へ。
ヴェルサイユ宮殿を模した宮殿だそうです。
この新宮殿が目当てというより、サンスーシ公園を散策していたらたどり着いた、という感じ。
日が暮れてきたので、あっさり見学。
ベルリンへ戻るため、ポツダム中央駅の方へ引き返します。
17:04 ポツダムのクリスマスマーケット
サンスーシ公園からポツダム中央駅へ帰る途中、とても華やかな光景に出会いました。
ポツダムのクリスマスマーケットです。
青色のクリスマスツリーがきれいでした。
18:52 壁博物館(チェックポイント・チャーリー)
ポツダムからベルリンへ戻ってきました。
すっかり暗くなりましたが、まだ観光は終わりません。
向かったのは、壁博物館。
ベルリンの壁について学べる場所です。
チェックポイント・チャーリー博物館(チェックポイント・チャーリーはくぶつかん、Museum Haus am Checkpoint Charlie)は、ドイツ・ベルリン中央部のクロイツベルク地区にある冷戦時代を記念する博物館である。「壁博物館」(Mauermuseum) とも称する。
東ドイツからベルリンの壁を越えて西ドイツへ脱出しようとした人たちの記録などがあって、大変興味深かったです。
なお、この壁博物館のある場所は、チェックポイント・チャーリーという東ベルリンと西ベルリンの境界の検問所があった場所です。
チェックポイント・チャーリー
20:09 ベルリン中央駅
この年(2006年)の5月に完成したばかりだったベルリン中央駅。
そう、2006年まではベルリンに中央駅なんて存在していなかったのです。
できたばかりのとても新しい駅舎でした。
クリスマスモードでより華やか!
13時間のベルリン(+ポツダム)観光はこれでおしまい。
おつかれさまでした。。。
ベルリン1日観光マップ
まとめ
13時間で、ベルリンとポツダムの見どころを駆け足で巡りました。
当時を思い返すと、まだ若かったな、と(笑)
今じゃ、こんなあわただしい観光はしないと思います(^_^;)
ベルリンはドイツの首都ですが、ドイツ観光では寄らないことが多いですよね。
ドイツ観光と言ったら、ロマンチック街道やライン川沿いの方が定番ですので…
でも、ベルリンは博物館や美術館など観光スポットの多い街です。
ドイツの歴史(おもに近代史、現代史)について多くを学べる都市でもあります。
また、ベルリンは大都市ですが、他のヨーロッパの国の大都市と比べると、治安が良いように思います。
ベルリンは街歩きをするにはなかなか良い都市だなと思います。