自力旅 旅のお供はカメラとGPS

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ロケットのような形をした教会があるドイツ・ヴィスマールを街歩き

2006年12月17日。
この日の朝は、ヴィスマールという北ドイツの小都市を散策しました。

ヴィスマールは、北ドイツらしいレンガ造りの建物にあふれた港町。
そのレンガ造りの建物中でもひときわ目を引く建物がありました

マリエン教会です。
その形、まるでロケットのよう。。

 

ヴィスマール

ヴィスマールは北ドイツにある港町です。

ヴィスマール (Wismar) はドイツ北部、バルト海に面した小都市である。2013年12月31日現在の人口は約4.2万人(1905年の人口は21,902人であるため、100年間で人口が倍増したことになる)。かつてハンザ同盟都市の一つであった。現在はドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州ノルトヴェストメクレンブルク郡の郡都。ヴィスマルとも表記される。
45キロメートル西にリューベック、30キロメートル南にシュヴェリーンがあり、ヴィスマール湾に面した天然の良港を持っている。 教会ならびに市内の建造物は「ハンザ同盟都市の煉瓦建築」を代表し、2002年にシュトラールズントともに「シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区」としてUNESCOの世界遺産に登録された。

出典:ヴィスマール - Wikipedia

昨日のエントリーに書いたリューベックと同じように、ヴィスマールもハンザ都市です。 

関連エントリー:

ホルステン門がかっこいい!北ドイツ“ハンザの女王”リューベックを街歩き - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS

ただ、"ハンザの女王"と呼ばれたリューベックと比べると、繁栄の度合いは小さかったようです。

現在の人口は約4万人ほどなので、ドイツの地方の小都市といった位置づけでしょう。

 

ヴィスマールを街歩き

前夜は、ヴィスマールに泊まりました。
朝起きて、早速街歩きをスタートです。

 

『水の門』とヴィスマール港

泊まった宿の近くにあるWassertorという門。
『水の門』という意味だそうです。


水の門。さっそくのレンガ造りです

 

水の門をくぐると、そこは港。

船がたくさん停泊しています。

ヴィスマールは天然の良港だそうです。
この港を使って、色んな製品が交易されていたのでしょうね。

 

再び水の門をくぐって、町の中心へと向かって歩いていきます。

 

ヴィスマールの中心、マルクト広場

ヴィスマールの町は、レンガ造りの建物だけではなく、カラフルな建物も多いです。


色とりどりの建物が建ち並んでいる中を歩いていきます

 

水の門から歩いて15分、ヴィスマールの中心、マルクト広場にやってきました。


マルクト広場

マルクト(Markt)とは市場のこと。
12月は、クリスマスマーケットの店がマルクト広場に所狭しと並んでいます。

マルクト広場の周りの建物は、レンガ造りの建物とカラフルな建物が混ざっていてユニークな光景です。

また、マルクト広場に面するように市庁舎が建っていました。


市庁舎。こちらは白色が印象的な建物です

市庁舎には観光案内所もありました。
冬は10時オープンだそうで、まだ閉まっていましたが。。

Hansestadt Wismar, Ihr Portal für Tourismus, Kultur und Wirtschaft in Mecklenburg-Vorpommern  - TourismHansestadt Wismar

 

ロケットのような形をしたマリエン教会

マルクト広場を後にし、ヴィスマールの街歩きを再開します。

ヴィスマールの中心の建物はほんとにカラフルです。


濃い赤色の建物が印象的です

そんなカラフルな建物の中に現れた、レンガ造りの塔。

近づいてみると、、

まるで、ロケットではないですか(゜o゜)


青空に向かって飛び立っていきそう!

そういえば、この日は冬の北ドイツにしては珍しく、晴れ渡った青空でした。

関連エントリー:

冬のヨーロッパは日が短い、そして天気の悪い日が多い… - 自力旅 旅のお供はカメラとGPS

 

この教会は、マリエン教会です。
第二次世界大戦のときに被災して、塔だけが残り、このような形になったそうです。
見た目のかっこよさとは裏腹の暗い過去の産物でした。


マリエン教会

 

ゲオルク教会

マリエン教会のすぐそばに、こちらも印象的なレンガ造りの建物がありました。
ゲオルク教会です。


ゲオルク教会

マリエン教会のシンプルさとは対照的にこちらは複雑に入り組んだ構造をしています。

カラフルな建物の中にいきなり現れる巨大なレンガ造りの建物。
このギャップがたまりません!


カラフルな建物にかわいらしい店の看板!

 

精霊教会

ゲオルク教会から歩き始めて、すぐ。
またレンガ造りの教会を発見!

これは精霊教会という教会だそう。


精霊教会

小さい都市だけど、教会はたくさんあるんですね(^_^;)

 

リューベックはレンガ造りの建物がほとんどでしたけど、ヴィスマールは重要な建物がレンガ造り、という印象を受けました。

また、港の近くに出てきた所で、レンガ造りの建物を発見。

でかい!

あの右奥にある建物はレンガ造りなんでしょうか?
それともレンガ造り風に見せているだけ??

 

運河沿いで水鳥たちと戯れる

ヴィスマールには、運河が流れています。

運河沿いにはたくさんの水鳥たちがいました。

港町らしい風景です。

癒されました(*^-^*)

 

運河沿いにあるニコライ教会

レンガ造りの教会をもう一つ。
運河沿いにあるニコライ教会です。

こちらも立派な教会ですね。


ニコライ教会

ほんとに教会の多い町です。

 

ニコライ教会のすぐそばには、ヴィスマール地域歴史博物館。
これも見ごたえのある建物!


ヴィスマール地域歴史博物館

 

ニコライ教会からはわずか2分で、ヴィスマール駅に到着。


ヴィスマール駅

ヴィスマール駅もレンガ造りでした(*^^)v

 

ヴィスマールへの行き方

ハンブルク中央駅から特急列車(IC)と快速列車(Regional Express)を乗り継いでヴィスマールへ向かいます。
乗り継ぐ駅はSchwerin Hbf’(シュヴェリーン中央駅)かでBad Kleinen。
所要時間は乗り継ぎの時間を含めて約1時間半。
快速列車(Regional Express)同士を乗り継いでいくことも可能で、その場合は所要時間1時間45分程度。

ベルリン(中央駅、東駅、シュパンダウ駅など)からは快速列車(Regional Express)一本で行けますが、所要時間は3時間ほどかかってしまいます。

※情報は2014年12月現在のものです。最新情報はドイツ鉄道のサイト(bahn.com)などで確認してください。

 

まとめ

ヴィスマールは小さな町でしたが、歩いていて思わず「おぉ!」と口に出るような風景に何度も出会いました。
見どころがぎゅっと詰まっていて、街歩きしやすい街です。