冬のヨーロッパは日が短い、そして天気の悪い日が多い…
ブログの流れを無視してねじこみます、8年前のドイツでの思い出に関するエントリー。
上の写真は8年前の今日、2006年の11月18日に撮影したものです。
場所はドイツのミュンスターの市街地のすぐそばにある小さな湖。
夕暮れの美しい写真ですが、私がこの写真から思い出すのは、ヨーロッパの冬は日がとっても短かったよなということです。
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冬のヨーロッパの昼間は短い…
冒頭の写真ですが、撮影時刻は16:48。
この時刻ですっかり日が暮れてしまっています。
この時期、日の入りの時間では東京とさほど変わりませんが、大きく違うのは日の出の時刻。
調べると、ミュンスターの今日(2014年11月18日)の日の出は7:54。(日の入りは4:36)
東京では6時半前に日が昇るので、1時間半くらい遅いことになります。
大学へは8時頃に通っていましたが、まだ暗い中、家を出ていました。
毎日、毎日、日が昇る前に家を出るって、けっこう辛いです。
家へ帰るころには、日が沈んでいるわけですし。。。
これが12月に入ると、もっと日が短くなります。
このサイトで調べたら、今年の12月のミュンスターの日の出と日の入りの時刻は次のように表示されました。
冬至の日(12月22日)、ミュンスターの日の出は8:35、日の入りは4:20です。
日の出ている時間はわずかに8時間弱。
11月の中旬とそれほど変わりませんが、この間ずっとこのような日の短い日が続くとも言えます。
会社や学校に行っている人は、平日は行きも帰りも暗い中を通うことになるわけです。
11月と2月が同じくらいの日の長さだとすると、この生活が約3か月間も続くことになりますわね…(゜o゜)
これはドイツのミュンスターの例でしたが、他のヨーロッパの都市もさほど変わりません。
同じくらいの緯度にある、ドイツ・ベルリンやイギリス・ロンドンでは、昼の長さはほぼ同じ。
フランス・パリは少し南にあるので、昼間はやや長め。
それでも、今日の日の出は8:04、日の入りは5:08。
東京よりは1時間ほど短いです。
スペインやイタリアくらいまで南に来るとだいぶマシになります。
イタリア・ローマは、日の出7:03、日の入り4:48。
スペイン・マドリードは、日の出8:04、日の入り5:56。
東京とあまり変わらない日の長さです。
逆に、北へ行くと、それはまぁ大変ですよね。
スウェーデン・ストックホルムなんて3:18に日が沈んでしまうようです。
もっと北へ行けば、白夜の逆で、太陽が全く昇らない日が続きます。(極夜というそうです。)
ノルウェーのトロムソという町では、12月は一回も太陽が昇りませんw
こういう太陽が昇らない日っていうのを一度は体験してみたいのですが、おそらく数日で"満腹"になります。。
そして、天気はくもりか雨…
ヨーロッパ(特に北欧諸国やイギリス、ドイツなどの比較的北に位置する国)では、ただでさえ日が短いのに、天気が悪い日が続きます。
たいてい、曇りか雨。
雨と言っても、激しく降るわけではなく、小雨ですけど(>_<)
この写真のような天気が続きます。
はっきり覚えてませんが、ミュンスターにいて、12月に晴れたのは1、2日くらいしかなかったような気がします。
ほんとはもっと晴れた日があったかもしれませんが、私のイメージではずっと曇っていたイメージです。。。
朝起きて、「まだ暗い…」。会社や学校へ着くころには明るくはなりますが、「今日もまた曇りか…」。これの繰り返しです。
休みも天気が悪ければ、出かける気もおきません。
私は一冬だけの体験だったのでまだいいですが、これが毎年毎年続くと嫌になるでしょうね。。
ドイツでは12月はクリスマスマーケットがにぎやかですが、クリスマスマーケットの華やかさで、太陽の光を浴びられず溜まったうっぷんをはらしているのではないのかなと思います。
まとめ
冬のヨーロッパ(特に、北の方に位置する、北欧、イギリス、ドイツなどの国)では、日が短く、天気が悪い日が続きます。
冬のヨーロッパ行きの航空券は安いですが、安いにはやはりわけがあるのです。
航空券/ツアー代が安くても、冬に観光でヨーロッパを訪れるのはオススメできません。
ただ、イタリアやスペインなどの地中海沿いの地域ならアリかなと思います。
あと、クリスマスマーケットで買い物をしたい! 年越しイベントに参加したい!といった冬にしか体験できない目的がある場合や、パリで美術館に入り浸るんだ!といった室内での行動が主の場合は、安いチケット*1で来れるので逆に良いでしょうね♪
*1:年末年始を除く