香港の山道を行く - 香港トレイル50kmの旅(3)
香港トレイルの旅。前日、道を間違うというアクシデントのため中断。気を取り直して、続きの第5ステージから再開します。
第5ステージは、"山岳ステージ"。素晴らしい景色を眺めながら、山道を進んでいきました。
前日の"ショック"を振り払い、再びやってきた香港トレイル。道を間違えた場所である『黃泥涌峽』から再スタートです。
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第5ステージ(Wong Nai Chung Road→Mount Parker Road)
しばらくは車道が片側一車線ある『大潭水塘道』を行きます。けっこうな登り。
1kmも行かないところにでかでかと『港島径』と書かれた看板があり、そこをくぐって木々の中へと入っていきます。
第5ステージのスタート地点『黃泥涌峽』のところにも、こういう大きな看板があれば、迷わなかったのに・・・と思いながら森の中へ。
森の中の小道に入ってからもひたすら登ります。
そして、スタート地点の『黃泥涌峽』から25分、標高にして230mほど登ったところで、頂上に到達。
何か建ってます。
よく見ると『三角測量站』と書かれています。
あぁ、三角点か!!
日本のものと比べるとやけにでかいです。
そして、頂上からの眺めは、、
いい眺めです!
香港島って緑が多いんだな、って改めて感じる瞬間。
では、反対側の眺めは、、、
おぉ、山のすぐ下に大都会! その先にヴィクトリア・ハーバーをはさんで九龍半島のビル群。
山と大都会。とってもユニークな風景です。
そして、頂上からの下りの道が、すばらしい眺めでした。
標高で100mほどの高さを下った後、もう一度100mほど登ります。
2つめのピークから坂を下りて行って、車道とぶつかったところが、第5ステージのゴール『柏架山道』でした。
第5ステージのゴールには『港島径』と書かれた柱がありました。
距離4.0kmの第5ステージは、1時間2分でゴール。
第5ステージは難易度が高めということでしたが、高低差は300mもないほどで、初心者でも楽しめるハイキングコースといった雰囲気でした。
第6ステージ(Mount Parker Road→Tai Tam Road)
第6ステージの前半は、車も通れるような舗装された道を行きます。
かなり急な下り坂なので、一気に駆け下りていきます。
坂を下り終えたところに、『大潭水塘』という貯水池が広がっていました。
大潭水塘(Tai Tam Reservoir)
ここが第6ステージの唯一と言っていい見どころです(^_^;)
大潭水塘のあとは、舗装路をしばらく走った後は、第3ステージのような木々の中を行く道。
大潭水塘からはほぼ平坦で、走りやすさという点では走りやすい道ですが、素晴らしい景色の連続だった第5ステージと比べてしまうと、単調であまり面白くない道です。
そういうわけで、第6ステージは、ささっと通り抜けてきました。
4.5kmの道のりを33分で。前半下りだったとはいえ、けっこうなペースで走破しました。
続いての第7ステージは、海沿いの眺めのいいコースでした。これは次回に。