はじめての北アルプス登山は"登山愛好家の憧れ"槍ヶ岳へ。登山ルートは?
2013年9月、はじめて北アルプスへ登山することになりました。
目指すは槍ヶ岳!
北アルプスには日本百名山に選ばれている山がたくさんあり、多くの登山愛好家にとって一番好きな山域でしょう。
実際、私のお世話になっている登山歴50年近くのベテラン登山家の方に言わせると「北アルプスは他とは違う」そうで、北アルプスは何度でも登りたい場所のようです。
登山を本格的に始めてから約1年経った2013年の秋。
そんな"違い"を感じるために北アルプスを目指すことになりました。
北アルプスのなかでもどの山に登るか、一緒に登る友人と議論した結果、北アルプスを代表する山の一つ『槍ヶ岳』に登ることに決めました。
登山愛好家が憧れる『槍ヶ岳』
槍ヶ岳
槍ヶ岳について、Wikipediaでは、
名前の如く天に槍を衝く形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。登山者でにぎわい、穂高岳などと共に多くの登山者の憧れの的となっている。深田久弥は、『日本百名山』の中で
富士山と槍ヶ岳は、日本の山を代表する2つのタイプである。(中略)一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。
出典:槍ヶ岳 - Wikipedia
すなわち、登山をしない者にとって日本を代表する山は富士山だが、登山を愛好する者にとってのそれは槍ヶ岳である、と述べている。
と書かれています。
そう、槍ヶ岳は登山愛好家の憧れの山なのです。
そんな山に登山歴わずか1年の若輩者が登ってしまおうという計画なわけです。
槍ヶ岳への登山ルート
槍ヶ岳へはいろんなコースでアクセスすることができます。
槍ヶ岳への主なルートは槍ヶ岳小屋のホームページに詳しく書かれています。
槍ヶ岳へのルートは、まず登山が1週間ほどかけて縦走*1する場合と槍ヶ岳のみを目指す場合とで2種類に分けることができます。
縦走するパターンは『表銀座』や『裏銀座』と呼ばれるコースで。
槍ヶ岳のみを目指す場合は、大きく分けて上高地から目指すルートと新穂高温泉から目指すルートの2パターンがあります。
今回は2泊3日の山登り。槍ヶ岳のみを目指すパターンです。
はじめは上高地から単純に往復するルートにしようかと考えていましたが、ちょっとそれでは物足りないということになって、結局は新穂高温泉から登り、笠ヶ岳という山にも寄るという欲張りルートを選択しました。
ま、この選択が2日目の大ピンチを生むことになるのですが・・・。
次回から、この槍ヶ岳登山で体験した出来事について綴っていきたいと思います。
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*1:いくつもの山頂をきわめながら尾根伝いに歩くこと