俳句から当時を偲ぶ?川崎宿 - 旧東海道の旅(5)
昨日は暑かったですね。。。
そんな暑い日に、15kmほど歩いてきました(^_^;)
旧東海道の旅のつづきです。
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2週間ぶりにやってきました川崎駅近くの「いさご通り」
次の宿場である神奈川宿へ向かう前に、まずは川崎宿の見どころを少し散策します。
まずは、川崎駅東の「砂子」の交差点から、旧東海道を品川方へ2分ほど戻り「砂子の里資料館」へ。
砂子の里資料館
サイト:ホーム - kawasaki-isagonosato ページ!
浮世絵を中心に月ごとに変わる企画展示。200年前の川崎宿を再現した模型もあるそうです。
料金:無料
開館時間:午前10:00~午後5:00
休館日:日・祝日、展示替期間。8月は休館
前回、通った時には、砂子=いさご、だとは全く気が付きませんでした・・
歩きの序盤と終盤では、心のゆとりが全く違います(笑)
今回はまだ開館前だったため、外から眺めただけでした。
次は、開いている時間に来ます。。
次に、旧東海道からは東へ離れ国道15号線沿いにある、稲毛神社へ。
稲毛神社には、正岡子規の句碑があります
六郷の 橋まで来たり 春の風
六郷の橋まで来たんですね…
そうですか、、という言葉しか思いつきません(>_<)
大鳥居と本殿
小土呂橋遺構
小土呂はいまの小川町で、この橋は東海道が新川堀(いまの新川通)を横切るところにかけられていました。
(引用元:~みどころMAP~稲毛神社)
稲毛神社のホームページ:~川崎山王社~稲毛神社
いさご通りの看板のある砂子の交差点にもどり、旧東海道を神奈川宿へ向けて歩き始めます。
砂子の交差点にある川崎信用金庫のシャッターには、宿場の順に歌川広重の『東海道五十三次絵』が絵がれています。
粋な計らいです!
川崎信用金庫のシャッター
旧東海道から西へ外れたところにある教安寺
旧東海道から見えた川崎市立川崎小学校。表札が目を引きます。左隣の”丸ポスト”とともに歴史ある雰囲気を醸し出しています
旧東海道脇にある松尾芭蕉の句碑
麦の穂を たよりにつかむ 別れかな
芭蕉の碑は、八丁畷駅からすぐのところにあります。
「さすがは芭蕉!」と言いたいところですが、よくわかりません(^_^;)
この辺りで誰かと別れたのですかね。。。
旧東海道は八丁畷駅で踏切を渡ります
「八丁畷」の地名の由来:「畷」とはあぜ道のこと。川崎宿を出てから隣の市場村(「いちば」という地名の村。京急「鶴見市場」駅の西のあたり)までの8丁(約870m)の距離、あぜ道が続いたことから、このあたりは「八丁畷」と呼ばれることになったそうです。
八丁畷駅の踏切を渡ってすぐのところある「慰霊塔」。川崎宿で病気や災害などにより亡くなった人々を供養している
旧東海道の旅は、神奈川宿へとつづきます。
川崎宿について
Wikipediaによると、
東海道の成立時点では正式な宿場となっていなかったが、品川宿 - 神奈川宿間が往復十里と長く、伝馬の負担が重かったために、1623年(元和9年)に設置された。
東海道が整備された当初は、川崎宿は無かったのですね。
川崎宿に関するサイト
川崎宿めぐりリーフレット(PDF)はこちら
川崎宿 まち歩き用シート(PDF)はこちら
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