嵐山から徒歩30分で行ける『嵯峨鳥居本』の町並みがレトロで素敵でした
京都市西部、嵐山から高雄まで、東海自然歩道を歩きました。
嵐山から歩きはじめて30分くらい行ったところにあった嵯峨鳥居本(さがとりいもと)という地区。
この地区には、瓦屋根の民家や茅葺屋根の農家が建ち並んでいました。
嵐山の近くにこういう風景があるとは知らなかったので、レトロな町並みが突然目の前に現れたような感覚になりました。
歩いていてワクワクするような町並みでした。
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嵯峨鳥居本地区
嵯峨鳥居本(さがとりいもと)は、京都市右京区の地区名。古くは「化野(あだしの)」と呼ばれ、京の人々の埋葬の地であった。現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したもので、化野念仏寺を境に瓦屋根の町家風民家が並ぶ下地区と茅葺きの農家が多い上地区と二つの風景が共存する。1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
今から35年も前に保存地区として選定されていたのですね。
ということは、けっこう有名な場所なのでしょうか。。
私は、嵐山に何度か来たことはあったのですが、こういう歴史的地区があるとは知りませんでした。
嵯峨鳥居本地区の風景
今回、嵐山から高雄へ歩いているときに、嵯峨鳥居本地区はたまたま通りかかりった場所でした。
偶然知ったにしては、素晴らしすぎる眺めだったなと思います(^_^;)
下地区の風景
瓦屋根の民家が立ち並びます。
化野念仏寺
嵯峨鳥居本の中心、上地区と下地区を分ける場所にある化野(あだしの)念仏寺。
化野念仏寺への階段
今回は、時間がなかったため立ち寄りませんでしたが、境内の約8000体というものすごい数の石仏・石塔があるそうです。
圧巻の光景でしょうね!
上地区の風景
上地区には、瓦葺(かわらぶき)屋根の家々が建ち並んでいます。
上地区にあった嵯峨鳥居本町並み保存館。ここも時間があれば立ち寄りたかったです
愛宕神社の『一之鳥居』
嵯峨鳥居本は、愛宕神社の門前町として栄えたそうですが、ここにある『一の鳥居』から愛宕神社(愛宕山頂)までは3時間ほどの登山になります。
愛宕神社、またの機会に登ってみたいです。
予備知識がなかっただけに、「嵐山のすぐそばにこんなレトロな町並みがあったのか!」と驚かされました。
こういう発見があるから徒歩の旅はやめられませんw
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嵯峨鳥居本への行き方
オススメは嵐山から歩いて嵯峨鳥居本へ行く方法。
『東海自然歩道』あるいは『京都一周トレイル』の案内に従って、落合方面へ30分ほどあるくと嵯峨鳥居本地区へ到着します。
嵯峨鳥居本への途中には、竹林や落柿舎などの見どころも多くあります。
バスで行く場合、京都バスの 62・64系統(四条河原町発)、72・74系統(京都駅発)に乗り「鳥居本」バス停で下車。なお、これらのバスは嵐山を経由します。
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