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自力旅 旅のお供はカメラとGPS

ランニング、登山、自転車、街歩きなど、「自力」で楽しむアクティブな旅。国内&海外の「自力旅」を写真とGPSで記録していきます。

自転車先進国デンマーク。首都コペンハーゲンのサイクリング事情

Hans, camino a la tienda a entregar un Milk Plus a un cliente
Hans, camino a la tienda a entregar un Milk Plus a un cliente | Flickr - Photo Sharing!

 

デンマーク・コペンハーゲンに旅行したときのこと。

宿泊したホテルからコペンハーゲン中央駅に向かうためÖrestadという駅へ向かいました。
ホームへ降りていくと、二人組の男女が自転車(ロードバイク)とともに列車を待っていました。

 

列車に自転車とともに乗っていく、、ヨーロッパでは良く見かける光景です。
ヨーロッパでは、日本よりも自転車利用者に優しい国が多いです。
列車に自転車をそのまま(解体せずに)載せられることの他にも、自転車専用レーンが整備されていたり、駐輪場が豊富にあったり、街のあらゆる場所で自転車が借りられたりできます。

そして、デンマークは、このような"自転車先進国"を代表する国の一つです。
デンマークの首都コペンハーゲンは、自転車利用者のための設備が色々と整っています。

 

関連エントリー:

 

自転車乗りに優しい街、コペンハーゲン

コペンハーゲンの街にある、自転車乗りのための設備・システムをいくつか紹介します。

 

主要道路には自転車専用レーンが設置されている

Cyclists in Copenhagen (Denmark) [City Clock]-5
Cyclists in Copenhagen (Denmark) [City Clock]-5 | Flickr - Photo Sharing!

 

日本でもところどころで見かける自転車レーンですが、コペンハーゲンの街では、主要な道路にはたいてい自転車専用レーンがあります。

コペンハーゲン市の公式サイトに掲載されているサイクリングマップを見ると、市内のいたる所に自動車専用レーンがあることがわかります。

 

f:id:tabi_light:20141018144226p:plain
ピンク色に塗られている道路が自転車専用レーンのある道路

コペンハーゲン市の公式サイトのサイクリングマップ(PDF):http://kk.sites.itera.dk/apps/kk_pub2/pdf/987_VukGL2ROf1.pdf

 

自転車専用高速道路(?)もある

デンマークの公式サイトには次のような記述があります。

The country’s first Cycle Super Highway – which gives cyclists a safe, smooth ride and eliminates as many stops as possible, is now open, connecting central Copenhagen with the suburban town of Albertslund, 22 km outside the city.

出典:Cycle Super Highway -The official website of Denmark

どうやら、コペンハーゲンには、"Cycle Super Highway"と名付けられた自転車用の高速道路があるようです。
さらに、このサイトによると、"Cycle Super Highway"はこれからどんどんと造られていって、将来的には総延長300kmにも及ぶ26もの自転車用高速道路ができるようです!
すごい・・・(゜o゜)

高速道路と言っても、この公式サイトの写真を見る限りは、日本の高速道路のイメージとはだいぶ違って、ふつうのサイクリングロードといった雰囲気ですけど。。

http://denmark.dk/en/~/media/Denmark/Images/Green%20living/Bicycle/Cyclinghighway580.jpg?w=580&h=360&as=1

出典:Cycle Super Highway -The official website of Denmark

なお、上で掲載したサイクリングマップで、オレンジ色の道路が"自転車用高速道路"だそうです。
西の方へ延びていますね。

 

また、高速道路ではないようですが、市内の中心部に自転車専用の高架橋"Cykelslangen"が今年オープンしたそうです。

 

Cykelslangen!
Cykelslangen! | Flickr - Photo Sharing!

 

Cykelslangen, CPH
Cykelslangen, CPH | Flickr - Photo Sharing!

 

こんな場所を自転車で走ったら気持ちよさそうです!

 

 

時速20kmで走れば赤信号で止まることは無い!?

Wikipediaの『コペンハーゲン』についてのページの 交通 - 自転車 の項目には下記の様な説明があります。

青信号の際に、時速20km/hで走行すると、決して赤信号にかからないよう、信号機も工夫されている。これにより、自転車での通勤・通学時間が大きく短縮され、自転車ユーザーに歓迎されている。

出典:コペンハーゲン - Wikipedia

私が直接確かめたわけではないので本当かどうかはわかりませんけど、時速20kmで走行すると赤信号にかからないって凄いですね。。
日本では、車が赤信号で止まらないように調整されているといのは聞いたことがありますが、それが自転車に合わせられているなんて!
コペンハーゲンでは、第一に自転車なのでしょうね(*^-^*)

 

市内の至る所で自転車が借りられる

コペンハーゲンには、City Bikeというシステムがあって、街中のあらゆる場所にあるスタンドで自転車を借りられます。
借りたスタンドとは違うスタンドに返却できるので、観光にはとても便利です。

 

Copenhagen City Bike | VisitcopenhagenCopenhagen City Bike | Visitcopenhagen

 

このレンタサイクルの凄いところは、自転車に"ナビ"が付いていることです。
ハンドルの間の部分に、タブレット端末のような画面があって、そこに現在地や観光スポットなど様々な情報が表示されるそうです。

1時間レンタルして、25デンマーク・クローネ(約450円)と物価の高いデンマークにしてはお手頃な価格。

もう一度、コペンハーゲンに行くことがあったら、ぜひ利用してみたいです。

 

ただし、ルールは厳しい…

コペンハーゲンは自転車乗りにとってとても便利な街です。
ただ、便利な分、ルールも厳しいようです。

デンマークに限らず、ヨーロッパでは自転車に乗る際のルールが日本よりも厳しいです。
正確に言うと、ルールは似ているが、ルールを破った際、罰せられる確率が高いor罰が重い、ですね。

意外と知らない人が多い気がしますが、日本で自転車に乗る際、原則的には車道を走らなければなりません。
しかも道路の左側を、です。

自転車も車両の一種、原則は左側通行です! 広報けいしちょう第38号web版 :警視庁自転車も車両の一種、原則は左側通行です! 広報けいしちょう第38号web版 :警視庁

でも、歩道を走っているところをおまわりさんに見つかっても、注意される程度で、罰金を取られることはめったにないのが現状だと思います。

一方で、ヨーロッパでは、歩道を走っていたり、逆走したり(例えば、右側通行なのに道路の左側を走る)して、警察に見つかると罰金を取られるようです。

私は、3か月ほどドイツに住んでいたことがあるのですが、自転車に乗る時にはルールを守るよう言われていました。
実際、ルールを破って罰金を取られたという話も聞きました。

 

デンマークで自転車を乗っていてルールを破った際にどれくらい厳しく罰せられるか詳しくはわかりませんが、おそらくは警官に見つかると罰金を取られる可能性が高いと思います。
注意すべきルールとしては、

  • 信号はきっちり守る。自転車用の信号があるところはそれに従い、無いところでは、車用、歩行者用の信号に従う。
  • 車道を走る。歩道を行く必要がある際は、歩いて手で押す。
  • 車道の中でも右側を走る(デンマークは右側通行)。自転車レーンがある場所では自転車レーンを走行する。
  • 交差点で左折する際は、2段階左折(広い道の場合)。
  • 夜間はライト点灯。

くらいでしょうか。
日本で原付に乗る時の感覚に近いでしょう。

日本で自転車(ママチャリ)と言えば気軽に乗れるものですが、デンマークでは車やバイクに乗る時と同じような気持ちで自転車に乗る必要があるのかもしれませんね。

 

ルールに気を付けさえすれば、コペンハーゲンの街で自転車が便利なのは間違いないので、どんどん活用していきたいですね。

 

コペンハーゲンで出会った二人の自転車乗り

 

このエントリーの冒頭の話に戻ります。

Örestadという駅について、コペンハーゲン中央駅に向かう電車を待っています。
しかし、なかなか電車が来ません。

「おかしいなぁ」と思い、一緒に行った友人とともに次の列車の案内の書かれた電光掲示板を見ながら、しゃべっていました。

すると突然、

「電車は来ないみたいですよ。」

と日本語で話しかけられました。
「我々もずっと待っているんですけど、全然来ないんです。」

ホームで自転車とともに電車を待っていた二人組はなんと日本人だったのです。

二人をよく見ると、確かに日本人の夫婦でした。
しかし、サイクリングの服に身を包み、スポーツサングラスをかけ、ロードバイクに片手を掛けながら電車を待つ、そのあまりにかっこいい姿に、全く日本人だとは気が付きませんでした。

話を伺うと、リタイア後に夫婦二人で世界の色んな場所を自転車で旅している途中なのだそうです。
なんと素敵な夫婦なのでしょう!
カッコよすぎる!!!

 

わずかの間、話しただけですが、二人にとても憧れてしまいました。

今ではすっかりお二人の顔を忘れてしまったのですが、まさかこの二人↓ではないよなぁ(^_^;) 

カミさんと走った500日  世界自転車の旅

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