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自力旅 旅のお供はカメラとGPS

ランニング、登山、自転車、街歩きなど、「自力」で楽しむアクティブな旅。国内&海外の「自力旅」を写真とGPSで記録していきます。

世界三大がっかりの一つ『人魚姫の像』に本当にがっかりさせられた話

The Little Mermaid
The Little Mermaid | Flickr - Photo Sharing!

 

昨日のエントリー『旅先での“発見”が旅の醍醐味』の中で、

旅行へ出かける際、事前にあまり調べなくなりました。
海外へガイドブックを持たずに行くこともしばしばあります。  

と書きました。また、

よく調べずに行くとネガティブなことが起こる可能性は高くなります。
でも、そんなときに「話すネタができた」とポジティブに捉えることができれば、良い思い出になると思います。

とも書きました。

このエントリーでは、私がデンマーク・コペンハーゲンで体験した『事前にあまり調べずに行った結果ネガティブな出来事が起こったけど、結果的におもしろいネタになった話』の一例を紹介したいと思います。

 

関連エントリー:

 

2010年8月、私はコペンハーゲンにいました。

世界三大がっかりの一つである『人魚姫の像』に向かって歩いています。

 

世界三大がっかり

世界三大がっかり(せかいさんだいがっかり)とは、日本人観光客をがっかりさせる世界3カ所の観光名所を指す用語である。
世界的に有名で、観光客が多い割には、素朴・簡素・小規模で、過剰な期待を裏切るとされる場所の代表例。シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧のことである。小便小僧は三大がっかりに含めず、ドイツ・ライン川のローレライやシドニーのオペラハウス等、他の観光名所を代わりに数える場合もある。

出典:世界三大がっかり - Wikipedia

がっかりするかどうかは、人によってまちまちだと思いますけどね(^_^;)

 

がっかり界の二大スターを巡る旅

世界三大がっかりはWikipediaの説明にある通り、どれが三大がっかりなのかは定まっていないようです。
ただ、シンガポールのマーライオンとコペンハーゲンの人魚姫の像は常連(笑)
どの三大がっかりについての説明でもこの2つは選ばれているようです。

 

2010年夏のデンマーク旅行は、シンガポール経由でドイツに入り、ドイツから鉄道でデンマークへ移動する行程。
シンガポールでは8時間ほど乗り継ぎの時間があり、市内観光をする時間が十分ありました。

ん?シンガポールとデンマークに行くってことは、マーライオンと人魚姫の像、『がっかり界の二大スター』に一気に会えるじゃないか!

というわけで、この旅のメインテーマが『がっかり界の二大スターを巡る旅』になりました。

 

マーライオンは『世界三大がっかり』を卒業?

まずは、シンガポールでマーライオンのがっかり感を確認しに行きました。

 

 

う~ん、期待していたほどのがっかり感が無い??

 

今では、湾の反対側にマリーナベイサンズができ、マーライオン像の周辺も色々と整備されてきているので、マーライオンの周囲も含めた景色で言えば、なかなか良い眺めだなと思います。

 

実は、私がマーライオンを初めてみたのは、この時ではなく、2008年1月のこと。
当時は、まだマリーナベイサンズは無かったです。
その時の写真がこちら。

 

 

 

殺風景の中、水を吐き続けるマーライオン。
今この写真を見返すと、たしかにがっかり感があるなと思います。

『世界三大がっかり』と誰かが言い始めたころには、もっとがっかり感のある風景だったのかもしれませんね。

ここ数年で、観光スポットとしての魅力が急上昇したシンガポール。
そのおかげで、マーライオンの『世界三大がっかり』の一つとしての地位は低下してしまったのでしょうね!

 

人魚姫の像に本当にがっかりさせられる!

マーライオンにはがっかり感の無さにがっかりさせられましたが、人魚姫の像はきっとすごいがっかり感を味わわせてくれるはず!

そう期待を膨らませて、コペンハーゲンの街へやってきました。

 


人魚姫の像はもうすぐ!どれほどのがっかり感を見せつけてくれるのか、ワクワクw

 

人魚姫の像へ向かう途中、海の上にある電光掲示板に人魚姫の像が映し出されていました。

 

 

この時、
「人魚姫の像ってすごい人気なんだなぁ。すぐそばに実物があるのに人魚姫の像の映像を流しているなんて!」
と思いました。

そのまま前へ進みます。

 

 

「人魚姫、いないなぁ。。」

 

 

「違うなぁ・・・」

 

 

「どこにいるんだ、人魚姫~」

このあたりで、もう一度地図をよく見てみると、明らかに通り過ぎています。
「おかしいなぁ」と思いながら来た道を引き返します。

そして、先ほどの人魚姫の像の映像が流れていたところまで戻ってきました。

 

 

地図と見比べてみると、どうもこの電光掲示板のあるあたりに人魚姫の像があるはずなのです。
なんだか、急に嫌な予感がしてきました。。

そして、この電光掲示板のある場所の脇に看板を発見しました。
そこにはこう書かれていました(実際には英語で)。

「人魚姫の像は、万博に出展するため、ただいま上海へ旅に出ています」

 

!!!
なんと!!
日本からはるばるデンマークまでやってきたのに、日本のお隣の中国にいるとは!

 

電光掲示板は、上海にいる人魚姫の像を映し出していたのでした。

 


人魚姫は上海にいた・・・

 

人魚姫がいない、、、けっこう凹みました。
だって、デンマークを代表する観光スポットですよ、人魚姫の像って!
というか、ふつうそんな大事なものを貸し出すのかw

 

人魚姫の像には本当にがっかりさせられました。

 

とはいえ良い思い出になった

デンマーク・コペンハーゲンに訪れたこの時も、ほとんど情報を調べないまま現地へ行きました。
デンマークに関する日本語のガイドブックも持っていませんでした。
おそらく、ガイドブックを持っていけば、そこに人魚姫の像がいないことは書いてあったでしょうね。

 

人魚姫の像がないとわかった瞬間は凹みましたが、10分もすれば「逆にこんな体験なかなかできないよな」と思えるようになりました。

世界三大がっかりの一つにこんなにがっかりさせられる経験なんて(>_<)

 

実際に人魚姫の像を見たことが無いので、実物がどれほどのがっかり感を持っているかはわかりませんが、普通にコペンハーゲンで人魚姫の像を見ていたら、その出来事は大して記憶に残っていなかったでしょう。
結果的に人魚姫を見れなかったことで、印象深い出来事になりました。

 

この時人魚姫の像を見れなくて、かえって良かったなと思っています。

 

余談:この話を上司に話したところ…

日本に帰って、当時の職場の上司にこの『世界三大がっかりの一つにがっかりさせられた話』をしました。
その方には、この話をとても面白がってもらいました。よっぽど気に入ったらしく、家に帰ってから奥さんにこのネタを披露しようとしたそうなんです。

 

上司 「デンマークにある人魚姫の像って知ってる?」

上司の奥さん 「知ってるよ。今、上海万博に行っているやつでしょ。」

上司 「・・・。」

 

まさかの先にオチを言われる展開w

翌日、その上司の方に「ちゃんと調べてから旅行には行くように」と怒られてしまいました。(怒られたのは、冗談半分にですけどね。)