ペルー滞在3日目は、クスコ近郊の『聖なる谷』めぐり。
インカの遺跡である『ピサック』と『オリャンタイタンボ』でちょっとしたハイキングを楽しみました。
前の記事:ペルー・クスコの『見上げる夜景』
クスコの街で2日間過ごし、いよいよマチュピチュへ向けて移動を始めます。
記事『マチュピチュ遺跡を上から見てみたい! ワイナピチュ山への道』に書いた通り、マチュピチュへは『マチュピチュ予約サービス』というサイドで予約した現地発ツアーで行きます。
ツアーの内容は『1泊2日マチュピチュ・聖なる谷ツアー』。
聖なる谷(Sacred Valley)とは、ウルバンバ川が作り出した谷。この谷に、インカ時代の遺跡が数多く残っています。
ツアー初日は、この『聖なる谷』を巡りました。
ピサック遺跡
『ピサック遺跡』は、段々畑のある広大なインカ遺跡です。
遺構内は、歩く道が整備されていて、ちょっとしたハイキングを楽しむことができます。
広大な遺跡を1時間ほどかけて、ゆっくりと見学してきました。
広大な遺跡内の小高くなっているところに石組みの建物の遺構が残っています。
遺跡の一番高いところからの眺めは素晴らしかったです!
ピサックのマーケット
ピサック遺跡は小高い丘の上にありますが、この丘から下りてきた所にピサックの村があります。
ピサック村は日曜日、火曜日、木曜日に開かれる市場で有名です。
この日は火曜日ということで、ばっちりのタイミング。1時間ほど、散策しました。
記事『クスコ・サンペドロ市場へ街歩き。クスコの街の雰囲気を味わう』でも書きましたが、こういうマーケットを散策するのはとても楽しいです。
ピサックのマーケットは、観光客向けになってきているかなと思いましたが、いい雰囲気がありました。
オリャンタイタンボ
インカ時代の砦の遺跡『オリャンタイタンボ』。
ここの遺跡の迫力もすごかったです!
オリャンタイタンボの遺跡も1時間ほどかけて散策してきました。
現地発ツアーでめぐる『聖なる谷』
上述のように、今回参加したツアーは『1泊2日マチュピチュ・聖なる谷ツアー』でしたが、実際のところクスコ発着の聖なる谷日帰りツアーの参加者と一緒に行動していました。
そして、マチュピチュを目指す人たちは、オリャンタイタンボで降りて、オリャンタイタンボの駅から列車『ペルーレイル』に乗って各自マチュピチュ村を目指すというシステム。
とても効率的な仕組みですね。
参加したツアーは、基本的に見学スポットでは自由行動なので、私たちのように自分たちのペースで歩き回りたい人にはありがたいツアーでした。
また、現地発のツアーということで、バスや食事中*1に色んな国から来た観光客と交流できたのは楽しかったです。
ランチは Restaurante Tunupa というお店。ビュッフェ形式でした
Tunupa Valle Sagrado (ウルバンバ) の口コミ・写真・地図 – トリップアドバイザー
スイスから来た4人家族と話したのですが、ペルー出身のお母さんの実家を訪れるついでにペルーを観光しているとのことでした。
ところが、クスコに来た初日にこのツアーに参加したところ、お母さんが体調不良になってしまったようです。
他の3人は元気そうで、ペルー出身のお母さんだけがクスコの高山病にやられてしまったみたいです。(ペルーでも低地の方の出身だそうですけど(^_^;))
お母さん、かなり体調が悪そうで、せっかくの楽しい家族旅行がつらいものになっていました。
クスコに来たら、やはり1日、2日はゆったり過ごすのが良さそうです。
より大きな地図で ペルー・聖なる谷ツアー を表示
オリャンタイタンボから『ペルー・レイル』でマチュピチュ村へ
オリャンタイタンボで、クスコ発の日帰りツアーの人たちと別れ、列車でマチュピチュ村を目指します。
列車の発車時刻まで時間があったので、オリャンタイタンボの村でカフェに入って時間をつぶします。
オリャンタイタンボの村。遺跡と町並みとのコントラストが素晴らしいです
発車時刻が近づき、オリャンタイタンボ駅へ。
オリャンタイタンボ駅
オリャンタイタンボ駅から『ペルー・レイル』でマチュピチュ村を目指します
ペルー・レイルのホームページ(英語、列車の予約が可能):PERURAIL : Luxury Train to Machu Picchu
列車が出発するころには、すっかり日が暮れていました。
この日は、インカ遺跡をかなり歩いたので、疲れ果てていて、列車に揺られてウトウトと。
あっという間に2時間弱が過ぎ、マチュピチュ村に到着しました。
次の記事:インカの聖なる谷で出会った動物たち
*1:レストランでの昼食はツアーに含まれていました