2010年秋、友人と翌年のゴールデンウィークの海外旅行の計画を話し合っていました。
色々と話し合った結果、「サグラダ・ファミリア」が見たい!ということになり、目的地はバルセロナに決まりました。
この景色が見たかったのです!
もともと、旅行先で街歩きをしながら、カメラ(コンパクトデジカメ)で写真を撮ることが好きでした。
フィルムカメラからデジカメの時代になってからは、いつも旅行先で膨大な枚数の写真を撮っていました(^_^;)
この旅でも当然たくさんの写真を撮るつもりでいましたが、バルセロナといえば「芸術の街」。
せっかく芸術の街に行くのなら、”いいカメラ”が欲しいなと思っていました。
ちょうどその頃、職場の異動があり、異動先にカメラ好きの先輩がいらっしゃいました。
その方とお話しする中で、一眼レフの素晴らしさ、楽しさを知りました。
一眼レフの購入をどうにも我慢できなくなってしまい、ついには購入を決意。
しかも、初心者のくせに、ベテランの方が「これは良い!」と言っていたNokonのD7000という中級者向けの機種を購入。。
はい、やりすぎでした。。。
しかし、初心者向けの機種を買って、より良いものが欲しくなってまた買うよりは良かったかなと思っています・・・・
そして、年が明けた2011年2月頃、インターネットを見てて、とても心を動かされる商品を見つけます。
GPS付きデジカメ。
このカメラで撮影すれば、撮影した場所も記録できるとのこと。
これは素晴らしい!
旅先で行き当たりばったりで街をブラブラとすることが多かったので、後から写真を見て「ここどこだっけ?」というのがよくありました。
しかし、このGPS付きデジカメであれば、この問題は解決!
家に帰ってから、こんな所を歩いていたんだ!と地図を見ながら楽しむこともできます。
ところが、今度の旅に持っていくのは、買ったばかりの一眼レフ。
何か良いものは無いかと探していると、一眼レフに取り付けられるGPSユニットがNikonから発売されていると判明。
これを買おうかと思いましたが、Nikonの一眼レフでしか使えないこと、一眼レフの電池を消耗させてしまうこと、などから買うのを保留。
さらに、探してみると、「GPSロガー」というものの存在を知ります。
移動経路をGPSを使用して記録 (log: ログ)する機械。GISソフト (Google Earth、カシミールなど)を使って記録した経路データ、時刻などを操作できる。(GPSロガーとは - はてなキーワード)
GPSロガーを使えば、移動した軌跡を記録でき、写真の撮影時刻とGPSロガーのログの時刻とのマッチングソフトを使って撮影位置を写真に埋め込むことができます。
撮影した写真の場所がわかるだけでなく、どういうルートを街歩きしていたかを後から見ることができます。
これは買うしかない!(笑)
各社のGPSロガーを比較した結果、小型で使いやすそうだったTripMate850(現在は販売終了)を購入。
TripMate850
こうして、旅先にカメラとGPSロガーを携行するようになりました。
今ではスマホアプリを使えば、位置情報付きの写真を撮ることも、歩いた軌跡を記録することも簡単ですけど、GPSを使っているとスマホの充電量がどんどん減っていくので、まだまだGPSロガーを使う価値はありますよね。
次回は、はじめて一眼レフとGPSを持って旅に出た「バルセロナ街歩き」について書きたいと思います。